犬のおもちゃの中にフードやおやつを入れて与えるスタイルは、近年ますます注目を集めています。遊びながら食事ができることで、早食いの防止や知育効果、運動不足の解消、そしてストレスの軽減といったさまざまなメリットが期待できます。
特に留守番が多い家庭や、毎日の食事にひと工夫加えたいと考える飼い主の方にとって、便利で実用的なアイテムといえるでしょう。この記事では、フードを入れて遊べる犬用おもちゃの特徴や効果、おすすめの商品、選び方のポイントまでをわかりやすくご紹介いたします。
この記事のポイント
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おもちゃにフードやおやつを入れる目的と効果
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早食いやストレス対策としての活用方法
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安全性や選び方のポイント
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フードやおやつを入れる犬のおもちゃのおすすめ
目次
- 1 「フードを入れる犬のおもちゃ」の特徴や効果
- 2 「フードを入れる犬のおもちゃ」のおすすめ16選
- 2.1 1. AUSCAT 犬・猫用 おやつボール
- 2.2 2. Minezaki 犬用知育アヒル型おやつ給餌器
- 2.3 3. CHEWFFON インタラクティブ回転パズル&スローフィーダー
- 2.4 4. LIFLIX 枝豆型 天然ゴムおもちゃ
- 2.5 5. Panni 倒れないエッグ型知育ボール
- 2.6 6. SCHITEC きのこ型 餌入れ知育おもちゃ
- 2.7 7. ドギーマン アミーバー ラグビー Sサイズ
- 2.8 8. LIFLIX ノーズワークマット付き 餌入れ知育おもちゃ
- 2.9 9. HOTFASYON フードボウル型知育おもちゃ(レッド)
- 2.10 10. NN.ORANIE 倒れないエッグ型ペット給餌おもちゃ
- 2.11 11. AUSCAT ピタヤ型 おやつボール 中・大型犬用
- 2.12 12. 犬 フードボウル型おやつトイ
- 2.13 13. AUSCAT 大根型 音が鳴るおやつ入りロープトイ
- 2.14 14. LIFLIX 3in1 冷凍ぺろぺろみかん型知育ボール
- 2.15 15. ドギーマンハヤシ 考えて遊ぶ!学びのたまご
- 2.16 16. LIFLIX 窒息防止ガムホルダー付き知育おもちゃ
- 3 フードを入れる犬のおもちゃの選び方と活用法
「フードを入れる犬のおもちゃ」の特徴や効果
遊びながら食べることで早食い防止
犬にとって、フードをお皿で一気に食べてしまうことは、健康面でのリスクにつながります。特に早食いは、消化不良や胃のねじれ(胃捻転)などの原因になることがあります。
その対策として、フードを中に入れて遊ぶタイプのおもちゃが効果的です。食べ物を出すために転がしたり押したりする仕組みになっているため、自然と時間をかけて食べるようになります。
こうしたスタイルで食事をすると、噛む回数が増え、満腹感も得やすくなります。
知育玩具としての知能刺激
フード入りのおもちゃには、知育要素が含まれているものが多くあります。単にフードを入れるだけでなく、どうすれば出てくるかを犬が考える構造になっているからです。
このような遊びを通して、犬の集中力や学習意欲が刺激され、脳の活性化が期待できます。形を動かす、音に反応する、押して開くなど、使い方が一つではないため、飽きにくいのもポイントです。
また、室内でも十分に頭を使った遊びができるので、運動量が限られる環境でも役立ちます。
留守番中のストレス解消に役立つ
犬は飼い主と過ごす時間が大好きです。そのため、長時間の留守番には不安や退屈を感じやすくなります。
こうした時間を少しでも快適にするには、フードを入れたおもちゃを用意するのが有効です。何かに集中できる対象があるだけで、不安を和らげる効果が見込めます。
おやつを取り出すのに時間がかかるタイプのおもちゃであれば、一人でいる間の時間を楽しく過ごす助けになります。
特に、吠え癖やいたずらが目立つ犬には、ストレスから来る行動であることも多いため、遊びながら過ごせる環境をつくることが対策になります。
犬の運動不足を自然に解消できる
日常の中で犬の運動量が不足すると、体重増加やストレスの原因になることがあります。
天候が悪い日や、忙しくて散歩が十分にできないときには、家の中で遊びながら運動できる工夫が必要です。
フードを入れて転がすおもちゃや、押すと中身が出てくるタイプなどは、体を動かすきっかけになります。鼻や前足を使って工夫しながら遊ぶことで、運動だけでなく満足感も得られやすくなります。
こうして遊ぶことで、エネルギーを適度に消費し、落ち着いた状態を保ちやすくなるでしょう。
「フードを入れる犬のおもちゃ」のおすすめ16選
ここでは、実際に人気がある商品や、口コミ評価の高いフード入りおもちゃを厳選してご紹介します。犬の年齢や性格、遊び方に合わせて選びやすいように、それぞれの特徴やおすすめポイントもまとめています。愛犬が楽しく、安全に遊べるアイテム選びの参考にしてください。
1. AUSCAT 犬・猫用 おやつボール

知育要素と遊びを融合させたAUSCATの多機能おやつボールは、フードを中に入れて転がすことで犬や猫の本能を刺激し、自然と長く遊ばせることができます。早食い防止にも役立ち、室内でのストレス発散にも効果的。頑丈な作りで中型犬まで対応し、噛んでも壊れにくい設計です。シンプルな構造でお手入れも簡単。退屈しがちなペットのために、毎日の遊びに取り入れたいアイテムです。
2. Minezaki 犬用知育アヒル型おやつ給餌器

見た目もかわいいアヒル型の給餌おもちゃは、押すことでおやつが出る仕組みになっており、遊びながらフードを楽しめる優れもの。早食い防止、運動不足の解消、知育トレーニングが一体となった2in1デザイン。サイズの異なるフタが3種類付属しており、難易度を調整可能。お手入れも簡単なので、毎日の遊びに安心して使える高評価の知育おもちゃです。
3. CHEWFFON インタラクティブ回転パズル&スローフィーダー

遊びながら頭を使う!IQトレーニングと早食い防止が同時に叶う回転式のフードボウル。フードを隠したパーツを犬が鼻や手で動かして探す仕組みで、集中力や嗅覚を育てる知育に最適。小型から大型犬まで対応し、室内でも楽しく脳トレができる一台。メンタルの安定にもつながり、毎日のごはんタイムを特別な時間に変えてくれます。
4. LIFLIX 枝豆型 天然ゴムおもちゃ

見た目もユニークな枝豆型デザイン。フードを入れて遊ぶことができる上、丈夫な天然ゴムで作られているため、噛む力の強い中型〜大型犬にもぴったり。歯磨き効果やストレス解消にも役立ちます。転がしたり噛んだりして楽しむことで運動不足も解消。飽きずに長時間遊べる知育おもちゃとして、忙しい飼い主の強い味方です。
5. Panni 倒れないエッグ型知育ボール

ユニークなエッグ型デザインで、倒れそうで倒れない絶妙なバランスが特徴。中にフードを入れて使えば、犬が転がしたり押したりしながら自然と運動できる仕組みに。知育とエンタメ性が合体した楽しいおもちゃです。耐久性にも優れており、小型〜中型犬に最適。毎日の遊びに変化を与えたい飼い主におすすめです。
6. SCHITEC きのこ型 餌入れ知育おもちゃ

きのこ型のユニークなフォルムが可愛らしく、転がすことで中からおやつが出てくる構造。犬の好奇心を刺激し、夢中になって遊びながら自然と知育が促されます。高耐久素材を使用しており、中・大型犬でも安心して使用可能。運動不足やストレスの軽減にも効果的で、室内での遊びに最適。洗いやすく清潔を保てるのも嬉しいポイントです。
7. ドギーマン アミーバー ラグビー Sサイズ

ラグビーボール型で転がりやすく、予測不能な動きが犬の狩猟本能を刺激。中におやつを入れられる構造で、遊びながら知育ができ、早食い防止にも貢献します。弾力のある素材で歯と歯茎にも優しく、小型犬にぴったり。価格も手頃でコスパ良好、長く遊べる定番人気商品です。日常のちょっとした遊びにぴったりのアイテムです。
8. LIFLIX ノーズワークマット付き 餌入れ知育おもちゃ

ノーズワークとフードボウルが一体になった便利な知育アイテム。おやつを隠して嗅覚を刺激しながら探すことで、犬の集中力や探究心を育てます。さらに音が鳴る仕掛け付きで犬の注意を引きつけ、分離不安やストレス緩和にも効果的。サイズも幅広く、小型から大型犬まで対応可能。しっかり洗える素材で衛生面も安心です。
9. HOTFASYON フードボウル型知育おもちゃ(レッド)

食器としても使えるフードボウル型のおもちゃ。フードをゆっくり食べさせる凹凸構造で、早食いを防止。さらに、遊び心あるデザインで食事時間が楽しくなる工夫も満載。頑丈な素材で大型犬にも対応可能。洗いやすく清潔を保てるため、毎日の食事に取り入れやすい一品です。見た目より機能派、実用性を重視する飼い主におすすめ。
10. NN.ORANIE 倒れないエッグ型ペット給餌おもちゃ

倒れないエッグ型設計で、ペットが転がしながら遊び、おやつを楽しめる構造。早食い防止に加えて、運動不足やストレス解消にも効果的。内部の難易度を調整できるため、犬や猫のレベルに応じた使い方が可能。愛犬の脳を刺激しながら楽しく健康維持できる優れた知育トイです。手軽に日常に取り入れられるおもちゃとして人気です。
11. AUSCAT ピタヤ型 おやつボール 中・大型犬用

南国フルーツ「ピタヤ」をモチーフにしたユニークなデザイン。中におやつを入れて遊べる知育おもちゃで、頑丈な天然ゴム素材により、噛む力の強い中・大型犬にも対応。早食い防止やストレス発散にぴったり。インテリアとしても映えるおしゃれなフォルムで、遊びと機能性を両立した注目アイテムです。
12. 犬 フードボウル型おやつトイ

シンプルなボウル型ながら、おやつを入れて遊べる仕様。早食いを抑える凹凸構造を採用しており、健康的な食習慣のサポートにも有効。プラスチック製で軽量、移動しやすい反面、動きやすさからフードがこぼれやすい点には注意。評価はやや控えめながらも、手軽に始めたい飼い主におすすめのエントリーモデルです。
13. AUSCAT 大根型 音が鳴るおやつ入りロープトイ

ひっぱり遊びと知育を両立した大根型のおもちゃ。内部におやつを入れられ、遊びながら集中力と満足感を得られます。噛むと音が鳴るため犬の興味を引きやすく、天然ゴムとロープ素材で頑丈かつ安全。ストレス解消や歯の健康促進にも役立つ一石三鳥の知育トイ。中型〜大型犬にも安心して使えます。
14. LIFLIX 3in1 冷凍ぺろぺろみかん型知育ボール

おやつを入れる・舐める・凍らせるの3通りの使い方ができる3in1の最新知育トイ。みかん型の可愛らしい見た目と、早食い防止にもなる実用性を両立。冷凍して使えば夏場の熱中症対策にも◎。しっかり噛んでも壊れにくい構造で、幅広い犬種に対応可能。満足度の高いレビュー多数で、話題の商品です。
15. ドギーマンハヤシ 考えて遊ぶ!学びのたまご

おやつが出てくるギミック付きの知育たまご型トイ。手で転がすと中からおやつが出てくる仕組みで、犬の「考える力」を自然と引き出します。800点以上の月間販売実績があり、知育玩具の定番ともいえる人気商品。サイズ感も丁度よく、室内遊びに最適。愛犬のストレス軽減と頭のトレーニングに最適なアイテムです。
16. LIFLIX 窒息防止ガムホルダー付き知育おもちゃ

誤飲防止のガムホルダー付きで、安全におやつを楽しめる設計。早食いを防ぎながらしっかり噛めるよう工夫されており、天然ゴム素材で耐久性も◎。小型〜中型犬にぴったりで、ストレス解消・知育・歯の健康促進と多機能。飼い主が安心して与えられる構造で、初めての知育おもちゃとしてもおすすめです。
新しいおもちゃに夢中.*・゚
— 豆柴ぐみ (@19lO0uFvHo55165) August 14, 2024
中におやつを入れると気合いが入ります💪🔥
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フードを入れる犬のおもちゃの選び方と活用法
犬おもちゃの安全性と注意点
犬に与えるおもちゃは、安全であることが最も大切です。
壊れやすい素材や小さな部品が付いているものは、誤飲やケガの原因になることがあります。噛む力の強い犬に柔らかすぎるおもちゃを与えると、すぐに壊れてしまい、思わぬ事故につながることもあります。
また、使用前や定期的におもちゃの状態を確認し、傷んでいたらすぐに交換しましょう。とくに、中にフードを入れるタイプは、残ったフードがカビたり異臭の原因になることもあるため、清掃がしやすい構造かもチェックが必要です。
手作りおもちゃの簡単アイデア
市販のおもちゃがなくても、家にあるもので簡単に作れるおもちゃはたくさんあります。
例えば、使わなくなったフェイスタオルで「おやつ包み」を作るだけでも、犬にとっては十分に楽しめる知育遊びになります。おやつをタオルの中に入れて軽く結ぶと、鼻や前足を使ってほどこうとする動きが自然と引き出されます。
段ボール箱や空のペットボトルなども、安全面に配慮すれば楽しいおもちゃになります。ただし、尖った部分がないか、飲み込める小さな破片が出ないかには細心の注意が必要です。
犬の性格や年齢に合った選び方
おもちゃを選ぶときには、犬の性格や年齢に合ったものを選ぶことが重要です。
活発で力が強い犬には、壊れにくい素材や大きめのサイズを選ぶと安心です。一方で、慎重で臆病な犬には、静かでやわらかい素材のおもちゃが適しています。年齢によっても最適なタイプは異なり、子犬には乳歯に優しい柔らかいもの、高齢犬には簡単に扱える軽量なものが向いています。
また、好奇心旺盛な犬は知育系のおもちゃに夢中になることが多く、長く遊んでくれる傾向があります。
毎日飽きずに遊ばせるコツ
同じおもちゃばかりを使っていると、犬も次第に興味を失ってしまいます。
これを防ぐためには、複数のおもちゃを使い分ける工夫が効果的です。毎日違うタイプのおもちゃを与えることで、新鮮さが保たれ、犬の好奇心を引き出せます。
また、飼い主が一緒に遊んであげることで、単なる道具以上の楽しさが加わります。時間がない日は、簡単にフードを入れられる知育おもちゃを使うだけでも充分です。
おもちゃをしまっておき、一定のサイクルで出し入れする「ローテーション制」も飽き防止に有効です。日々の小さな工夫が、長く遊んでもらうための鍵となります。
まとめ:「フードやおやつを入れる犬のおもちゃ」おすすめ16選!その効果も解説
この記事では、フードを入れる犬用おもちゃの特徴や効果、選び方のポイント、そしておすすめ商品についてご紹介しました。
遊びながらフードを与えられるおもちゃは、単なる道具ではなく、犬の健康や心の安定にも大きく関わる存在です。早食いの予防、知育、運動不足の解消、そして留守番中のストレス軽減など、多くのメリットがあります。
愛犬の性格やライフスタイルに合ったおもちゃを選び、日々の生活に楽しい刺激を取り入れてみてください。安全性や清掃のしやすさなどにも配慮しながら、長く使えるお気に入りのアイテムが見つかることを願っています。